ダイヤモンドやすりの表面の解析・評価例

右の図はダイヤモンドやすりの表面の顕微鏡反射像です。ラマン顕微鏡で観察すると2種類のダイヤモンドが分布していることが分かります。その2種類のダイヤモンドのスペクトルを下図に示します。ラマン画像で、ダイヤモンド(A)の分布を赤色、ダイヤモンド(B)の分布を緑色で示しています。ラマン画像の測定時間は5分です。詳しく解析すると、ダイヤモンド全体の面積占有率は68.94%で、ダイヤモンド(B)のダイヤモンド(A)に対する割合は 7.96%であることが分かりました。